比菜7位浮上!42位からごぼう抜き 自己ベスト2打更新

[ 2018年7月22日 05:30 ]

女子ゴルフツアーセンチュリー21レディース 第2日 ( 2018年7月21日    滋賀県 瀬田GC西C 6518ヤード=パー72 )

新垣の16番ティーショット(撮影・井垣 忠夫)
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 首位に10打差の42位から出た“黄金世代”新垣比菜(19=ダイキン工業)がこの日のベストスコア64をマークし、通算8アンダーの7位に急上昇。5打差を追いかけ、国内女子ツアー史上7人目の10代2勝を目指す。同じ黄金世代の小祝さくら(20=ニトリ)が通算13アンダーで首位をキープ。アマチュアのクリスティン・ギルマン(20=米国)がこれを1打差で追っている。

 年に何度かある、構えた瞬間にしっくりくるあの感覚。地元沖縄をしのぐ酷暑の中、新垣は確かな手応えを感じながらバーディーを量産していった。「普段だったら6アンダーとか行った時点で落とさないようにしようと思うんですけど、さくらちゃんのがあったんで自分も狙ってみようかなって」。同じ黄金世代の小祝が初日に叩き出した62の快スコアには及ばなかったが、ツアー初優勝を飾った4月のサイバーエージェント・レディースで記録した自己ベストを2打更新した。

 最近はシード権を持たない新人であってもスポンサー、マネジャー、プロキャディーの“豪華3点セット”が当たり前。だが、新垣は自分で考えるゴルフを身につけるためにツアー初V後も毎週ハウスキャディーを雇っている。ツアー初優勝を目指して首位を走る小祝はジュニア時代からの親友。5月には祝勝会も開いてくれた。しかし、故郷の大先輩・宮里藍さんの背中を追う新垣にはここは通過点。「今の調子なら」と自信を持って最終日に臨む。

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2018年7月22日のニュース