日大理事会で理事長謝罪、7月の第三者委報告後に自ら説明へ

[ 2018年6月2日 05:30 ]

日大アメフット部悪質タックル問題

文科省とスポーツ庁の担当者と面会後、報道陣の取材に応じる日大の大塚学長(奥中央)ら
Photo By 共同

 スポーツ庁などへの報告を終えた日大の大塚学長は、田中英寿理事長が理事会で一連の問題への対応が遅れたことについて謝罪したと明らかにした。日大によると田中理事長は「(今回の問題に)迅速に対応すべきだったのではないかという点でおわび申し上げる」などと理事会内で謝罪したという。誰に向けての謝罪なのかという質問には「誰に対してという言葉はなかった」とした。

 また、田中理事長がこれまで公の場に姿を見せていなかったことについて、大塚学長は「第三者委の最終結論をどのように受け入れるかについて、理事長から発言していただくことになると思う」と説明。7月に予定されている第三者委の報告後に田中理事長自ら説明することも明かした。

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2018年6月2日のニュース