ティエムも自信たっぷり 錦織戦は「自分のベストなテニスを」

[ 2018年6月2日 10:13 ]

全仏オープン第6日 ( 2018年6月1日    パリ・ローランギャロス )

3回戦でベレッティーニを下したティエム(AP)
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 「誰に対しても勝てるチャンスはある」。3回戦でシモンに快勝した錦織圭(28=日清食品)は自信満々に言った。次戦で錦織と対戦する世界ランキング8位の第7シード、ドミニク・ティエム(24=オーストリア)も同じように自信にあふれている。

 3回戦では世界96位のマッテオ・ベレッティーニ(22=イタリア)を6―3、6―7、6―3、6―2で退けて3年連続の16強入りを決めた。「3試合凄くいい試合ができた。今のところ全て順調にきている。この先どうなっていくか楽しみ」と優勝候補としてここで立ち止まるつもりは毛頭なさそうだ。

 錦織には2戦2敗。しかし最後の対戦は2年前で、その後にトップ10に定着するなど大きく成長を遂げた。昨年、今年と2年続けてクレーコートでナダル(スペイン)を破った唯一の選手。全仏でも2年連続4強入りを果たしており、赤土を最も得意としている。

 錦織に対して「復活を果たそうとしている素晴らしいトップ10プレーヤー。タフな戦いになると思う」と敬意を払いつつ、「次のラウンドからは自分のベストなテニスを出したい」とさらにギアを上げていく構えを見せた。

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2018年6月2日のニュース