ティエムが錦織警戒「完全復活に近づいている」

[ 2018年6月2日 08:34 ]

全仏オープン第6日 ( 2018年6月1日    パリ・ローランギャロス )

ベレッティーニを下して笑顔のティエム(AP)
Photo By AP

 テニスの全仏オープン第6日は1日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス3回戦で第7シードのドミニク・ティエム(オーストリア)がマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)に6―3、6―7、6―3、6―2で勝った。第19シードの錦織圭(日清食品)は8強入りを懸けた4回戦の相手がティエムに決まった。過去の対戦成績は錦織の2戦2勝。

 2年連続4強のティエムは錦織について「完全復活に近づいている。タフな試合を楽しみにしている」と警戒心を示した。

 錦織よりも世界ランキングが低かった過去2戦は敗れたが、その後はトップ選手に仲間入り。5月のマスターズ大会では赤土の王者ナダル(スペイン)をクレーコートで破った。「(錦織は)速いテンポで打ってくるので(球足の遅い)クレーのアドバンテージを生かして、ベースラインから下げさせたい」と既に攻略法が描けているようだ。(共同)

続きを表示

2018年6月2日のニュース