桃子 今季2度目首位発進「集中できた」、後半圧巻の「30」

[ 2018年6月2日 05:30 ]

女子ゴルフツアー ヨネックス・レディース第1日 ( 2018年6月1日    新潟県 ヨネックスCC=6422ヤード、パー72 )

ヨネックス・レディース第1日 4番、ティーショットを放つ上田(撮影・白鳥 佳樹) 
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 上田桃子(31=かんぽ生命)が7バーディー、1ボギーの66をマーク。後半のインだけで6バーディーを奪う圧巻のゴルフで、今季2度目の首位スタートを切った。主催のヨネックスと用具契約を結ぶ森田遥(21=フリー)がボギーなしの4バーディー、68で2位。3位には勝みなみ(19=明治安田生命)ら4人が69で並んだ。

 後半のインだけで6つのバーディーを奪い、「30」でホールアウト。上田自身は同組の比嘉に言われて初めて気が付いた。「全然分かっていなかった。30を出したことはあったと思うけど、記憶にないくらい。いつだったっけ」。実は昨年11月の大王製紙エリエール・レディースの3日目にもハーフ「30」をマークしているが、それさえも忘れるほどプレーに集中していた。

 前半は1バーディー、1ボギーのイーブン。後半の10番(パー4)でチップインバーディーを決めてから波に乗った。会心だったのは、13番と18番のパー5。「要所でアグレッシブにいけた」と、いずれも第3打を2メートル以内に寄せてバーディーを奪取した。

 上田はヨネックス・レディースを「好きな大会」と話す。優勝こそないが、07年は不動と優勝争いをして2位。16年はプレーオフで敗れての2位だった。昨年は背中を痛めて欠場せざるを得なかっただけに、今大会に懸ける思いは強い。「一打一打集中できている」。今大会&今季初Vへその視界は良好だ。

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2018年6月2日のニュース