関学負傷選手は日大選手と示談成立 奥野氏「彼を応援します」

[ 2018年6月2日 05:30 ]

日大アメフット部悪質タックル問題

奥野康俊氏
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 全治3週間のケガをした関学大選手の父の奥野康俊氏は1日までに、危険なタックルをした日大の宮川泰介選手との間で示談が成立したことを自身のフェイスブックなどで明らかにした。奥野氏の投稿によると示談金は30万円で、記者会見の会場費用などにかかった実費相当額。5月31日付の示談書も画像で公開された。

 示談書には宮川選手が深く謝罪し負傷選手が受け入れると記載。宮川選手が刑事処分を受けることは望まず、その旨を捜査機関などに上申するとの文言も含まれている。また、負傷選手に対する日大の内田正人前監督、井上奨前コーチの損害賠償債務を免除する効力を生じさせる趣旨はないことを互いに確認した、と明記されている。奥野氏は投稿で「宮川君が自分の正しい意思を貫ける大人になるよう、彼を応援します」と記した。

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2018年6月2日のニュース