日大・内田正人常務理事が辞任「学内外に多大な迷惑をかけた」 第三者委員会も設置

[ 2018年6月1日 14:29 ]

日大の内田正人氏
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 日大アメリカンフットボール部の悪質な反則問題で、日大は1日の理事会で内田正人前監督(62)が大学で務めている常務理事の役職の辞任を承認した。理事会では、問題を調査する第三者委員会を立ち上げたことも報告された。

 内田前監督は5月23日に行った記者会見で、常務理事の役職について「一時的に停止し、大学が立ち上げる第三者委員会の結果から大学の判断に任せようと思う」と述べていた。

 日大教職員組合は31日、内田前監督の常務理事など全役職の解任、内田氏以外の常務理事4人の解任、田中英寿理事長、大塚吉兵衛学長の辞任を求める要求書を日大本部に提出していた。

 以下、内田正人氏の辞任についての日大のコメント。

 本学役員の辞任について

 平素よりお世話になっております。

 本学役員の内田正人常務理非及び理事が、平成30年6月1日(金)開催の理事会で、今回学内外に多大な迷惑をかけたことを理由に平成30年5月30日付で辞任することが承認・決定したことをお知らせいたします。

 大学としまして、改めて被害選手及び保護者並びに関西学院大学アメリカンフットボール部の関係者の皆様、そして本学学生、教職員、校友をはじめ、関係各位にも深くお詫び申し上げます。

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