元横綱栃ノ海も感無量 自身以来56年ぶり大関誕生「いいね」

[ 2018年5月31日 05:30 ]

大関・栃ノ心誕生

大関昇進伝達式で口上を述べる栃ノ心(中央)。右は師匠の春日野親方、左は春日野親方夫人の紀子さん(撮影・郡司 修)
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 先代春日野親方の元横綱・栃ノ海も昇進伝達式を部屋で見守った。自身以来、56年ぶりの大関誕生に「久しぶりだね。やっときてくれた。やっぱりいいね」と感無量の面持ちだった。さらに「もう一つ上があるから」と最高位を期待。そうなれば横綱時代に締めていた化粧まわしは遠慮なく譲るつもりで、「カビが生えているかもしれないけど」と笑った。

 ▼阿武松審判部長(元関脇・益荒雄) 大関になるだけでは終わらず、次(横綱)も可能性がある。来場所以降も大事な場所となるが、重圧から解き放たれ、もっといい相撲を取るのではないか。

 ▼出羽海理事(元幕内・小城ノ花) 活躍してもらいたい。新大関として協会をますます盛り上げてほしい。(一門としては)うちの部屋も御嶽海に刺激になると思う。(伝達の使者)

 ▼大鳴戸親方(元大関・出島) 力強い大関で良かったと思う。一門として喜ばしい。口上の通り、師匠の教えを守ってとありましたから、それを実行すれば、その上も目指せるのではないか。(伝達の使者)

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2018年5月31日のニュース