石川遼 101位出遅れも…後半巻き返しに手応え「8番をきっかけに…」

[ 2018年5月31日 19:50 ]

日本ゴルフツアー選手権森ビルカップ第1日 ( 2018年5月31日    茨城・宍戸ヒルズCC西C )

<ツアー選手権森ビルカップ 初日>18番、石川遼はパーパットを外しガックリ(撮影・西川祐介)
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 石川遼(26=CASIO)は初日74と落とし、101位と苦しいスタートとなった。出だしの1番からドライバーショットを左に曲げ、2番から3連続ボギーとつまずいた。

 「パターを替えましたけど、なかなか試合の中でのフィーリングというのが違ったので。慣れるのに時間がかかりました。最初はドライバーが力んで、曲がっていたのもあります」。それでも途中から巻き返しのきっかけをつかみ、14番から3連続バーディーを奪った。「今までは右へのミスがラフで収まらず林かOBというのがほとんどでした。(でも)8番くらいから(ドライバーショットが)、右ラフに行きましたけど、それが右のラフくらいで止まるようになった。8、9、18番もそうですが、正直あそこで収まれば、パーとかバーディーというせめぎ合いができるので」と振り返った。

 今季は右のプッシュアウトを抑えるためにスイング改造に取り組んでいる。一進一退の状況は続いてはいるが光明も見え始めているようだ。「(自分自身が無意識で)飛ばしたいのか分かりませんが、特にパー5になると当たる前からフェースを返してしまう。その分、最初から左に行ってしまう。(この日はそれで)終わってしまうのがもったいないので、練習していることをもう少し意識して、という感じで(やった)。前半スコアを落として落ち込みましたけど、8番をきっかけにスコアも安定してきました」と話していた。

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2018年5月31日のニュース