東京五輪マラソンコース発表、Qちゃん「体力、知力を兼ね備えた選手が勝つ」

[ 2018年5月31日 10:33 ]

東京五輪のマラソン、競歩コースの発表会見に出席した高橋さん、組織委員会の室伏スポーツ局長、高谷スポークスパーソン(左から)
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 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は31日、都内で会見し、五輪のマラソンのコースを発表した。19年11月に完成予定の新国立競技場を発着点とし浅草、銀座、皇居など、都心の観光名所を巡る設定になった。

 00年シドニー五輪女子マラソンの金メダリスト・高橋尚子さんは、「走りやすく盛り上がるコース」と話し、3つのポイントを挙げた。

 (1)ランナー、観客に優しい

 高橋さん「東京の名所を回るので、選手は飽きが来ず、観客は応援がしやすい」

 (2)安心

 高橋さん「スタジアム発着で周回コースでの選手の負担が少なくなる。東京の道路は幅が広く、わだちや傾斜もない。前半、集団でも安心して走れる」

 (3)ドラマが起こる

 高橋さん「最初は下りなのでリズムが取りやすく走りやすい。37キロの飯田橋から大きな坂が2つある。最後まで分からないドラマチックな展開になる。私も以前の東京国際で失速した経験がある。体力、知力を兼ね備えた選手が勝つ、そんなコース」

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