納谷、無傷4連勝でストレート給金 琴宮倉を突き、押しで圧倒

[ 2018年3月17日 09:44 ]

大相撲春場所7日目 ( 2018年3月17日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所7日目>琴宮倉(左)を押し出しで破る納谷
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 優勝32回を誇る大横綱・大鵬の孫で元関脇・貴闘力を父に持つ東序ノ口18枚目の納谷(18=大嶽部屋)が勝ち越しを決めた。左膝の負傷のため三段目から番付を落としていた琴宮倉(20=佐渡ケ嶽部屋)と対戦し、突き、押しで圧倒。5秒足らずで押し出し、無傷の4連勝でストレート給金を果たした。

 「腰が高かったんですけど、しっかり前に出ていたので。こういう相撲を取っていきたい」と納得の内容。全勝を目標にしているだけに、勝ち越しを懸けた給金相撲だったことは「全然考えていなかった」と意識はしていなかった。5日目の3番相撲では、元横綱・朝青龍のおいである豊昇龍(18=立浪部屋)とのライバル対決を制したが「(勝ったことで)楽になったりはしていない。しっかり最後まで気を引き締めていきたい」という。ほどよい緊張感を持続しながら、残り3番に臨む。

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2018年3月17日のニュース