豪栄道が苦しみながらも5勝目「負けると勝つとでは、大きく違う」

[ 2018年3月17日 19:16 ]

大相撲春場所7日目 ( 2018年3月17日    エディオンアリーナ大阪 )

宝富士(左)を下手投げで下す豪栄道
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 大関・豪栄道が苦しみながらも宝富士を下し5勝目を挙げた。宝富士は初日から7連敗。

 「相手は全敗だけど動きは悪くない。必死だった。残ることしか考えていなかった。負けると勝つとでは、大きく違う」

 相手得意の左四つになり胸が合った。宝富士は、差した左腕を返して十分な形で寄り立てる。しかし、ここで抜群の運動神経を見せたのは豪栄道だった。 苦し紛れの右からの首投げが不発に終わると、間髪入れずに小手を振りながら体を入れ替え、相手との間に隙間をつくった。この一瞬のスキを見逃さす右を差して態勢逆転。もろ差しから下手投げを決めた。

 首位とは2差だが、残る8日で、大関の責任を果たしていく。 

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2018年3月17日のニュース