サンダーが8連勝 “カズンズ・ショック”のペリカンズは黒星

[ 2018年1月29日 13:33 ]

8連勝に貢献したサンダーのウエストブルック(AP)
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 NBAは28日に各地で7試合を行い、西地区全体5位のサンダーは地元オクラホマシティーで76ersを122―112(前半57―58)で退け、8連勝で30勝20敗。ラッセル・ウエストブルック(29)が37得点、9リバウンド、14アシスト、球宴追加選出となったポール・ジョージ(27)が31得点を挙げて勝利に貢献した。

 ただし課題も残った。左膝のじん帯を断裂したアンドレ・ロバーソン(26)の代役としてドラフト全体21番目に指名されたテランス・ファーガソン(19)が先発したが、23分の出場で無得点。シューティング・ガードのスポットはまだ手探りの状態となっている。

 76ersは24勝22敗。12月15日のサンダー戦では第3延長の末に117―119で敗れており、このカードは今季2戦2敗となった。

 球宴で「チーム・ステフィン(カリー)」のメンバーとして先発するジョエル・エンビード(23)は27得点と10リバウンドをマーク。新人王の最有力候補、ベン・シモンズ(21)は22得点と7アシストを記録した。

 球宴先発メンバーに選出されていたセンター、ディマーカス・カズンズ(27)をアキレス腱断裂で失ったペリカンズは地元ニューオーリンズでクリッパーズと対戦したが、103―112(前半62―51)で敗れて27勝22敗。同じく球宴で先発するアンソニー・デービス(24)は25得点と17リバウンドを稼いだが、チームの連勝は4で止まった。

 クリッパーズは25勝24敗。ブレイク・グリフィン(28)が27得点、12リバウンド、7アシストをマークし、第2Q途中で21点をリードされながら、後半を61―41として試合をひっくり返した。

 キャバリアーズは地元クリーブランドでピストンズに121―104(前半58―61)で勝って30勝19敗。レブロン・ジェームズ(33)が25得点、8リバウンド、14アシストをマークし、1月になって初めて白星を2つ並べた。

 ピストンズは22勝27敗。第4Q4分27秒には95―95と同点にしていたが、大詰めで競り負けて8連敗を喫した。

 東地区全体2位のラプターズは地元トロントでレイカーズを123―111(前半59―49)で下して33勝15敗。ベンチから出たガード、フレッド・バンブリート(23)が自己最多の25得点を稼ぎ、同首位セルティクスとのゲーム差を1とした。

 レイカーズの連勝は4で止まって19勝30敗。このカードでは7連敗となった。

 なおラプターズは2月4日まで最低でも東地区全体2位の座が確定。この結果、ドウェイン・ケイシー監督(60)が、オールスターゲーム(2月18日=ロサンゼルス)で「チーム・レブロン(ジェームズ)」の指揮を執ることになった。首位セルティクスのブラッド・スティーブンス監督(41)がすでに昨年、東軍を率いているためで、2年連続で同一監督にならないというリーグの規定によって“球宴選出”が決まった。

 <その他の結果>

バックス(26勝22敗)110―96*ブルズ(18勝32敗)

*ロケッツ(35勝13敗)113―102サンズ(17勝33敗)

*スパーズ(33勝19敗)106―93キングス(15勝34敗)

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