男子・門出、女子・鈴木が優勝 新宿シティハーフマラソン

[ 2018年1月29日 05:30 ]

スポニチ楯を手にする鈴木(左)と、門出
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 第16回新宿シティハーフマラソン(スポニチ後援)は28日、東京・明治神宮野球場を会場に1万383人がエントリーして行われた。メインのハーフマラソン男子総合は門出康孝(26=TEAMITO)が1時間8分43秒で、同女子総合は鈴木莉紗(33=SBIRC)が1時間19分27秒で優勝した。それぞれ最優秀選手賞としてスポニチ盾が贈られた。

 【ハーフ男子総合】 生粋の慶応ボーイ・門出がレースを制した。「2、3位で温存して最後の4キロで飛び出した」と作戦通りの展開。慶応志木高から慶大に進学。3年時には箱根の学連選抜で補欠になったものの出場はかなわなかった。大学事務職員として母校で働いており、「このコースは神宮球場も信濃町キャンパスもあって、慶応のホームのような感覚がある」と笑顔で話した。「2月25日の東京マラソンで2時間10分を切りたい」と次戦を見据えていた。

 【ハーフ女子総合】 「やったー!」鈴木は大きな声を上げながらゴールテープを切った。第13回と14回大会で連覇しており、今回の「優勝と80分切り」という目標を達成し、喜びもひとしおだった。応募のタイミングが合わず、一般エントリーよりも参加費が2万4000円高い協賛エントリー枠での出走。高い出費となったが、「優勝できたのでちゃんと元は取れました」と、タレントの芹那に似ているといわれる笑顔がはじけた。

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2018年1月29日のニュース