鶴竜 意地の連敗ストップ 15日皆勤も「トータル的には悔しい」

[ 2018年1月29日 05:30 ]

大相撲初場所千秋楽 ( 2018年1月28日    東京・両国国技館 )

豪栄道を上手投げで破った鶴竜(手前)
Photo By スポニチ

 一人横綱の鶴竜が最後に連敗を止めた。豪栄道にもろ差しを許して後退したが、体を開きながらの左上手投げを決めた。土俵下に落ちた際には右手の薬指を脱臼。「折れたと思ったけど、折れてなくて良かった。(脱臼は)自分で入れた」と大事には至らなかった。

 4場所連続休場からの出場で、初日から10連勝を飾って進退問題をはねのけた。その一方で、場所中に故障に見舞われた。「今だから言えるけど左膝が痛かった。疲労がたまると痛いところに来てしまう」と明かした。

 11日目からの4連敗で11勝にとどまり、優勝した栃ノ心とは3勝差。「(5場所ぶりに)15日間、戦い切れたのはよかった。一つ乗り越えたけど、トータル的には悔しさがある」。平幕に優勝をさらわれただけに、納得はしていなかった。

続きを表示

2018年1月29日のニュース