小平2週連続2位「流れ乗れた」マスターズ切符獲得へチャンス

[ 2018年1月29日 05:30 ]

男子ゴルフツアー レオパレス21ミャンマー・オープン最終日 ( 2018年1月28日    ミャンマー パンライン・ゴルフクラブ=7103ヤード、パー71 )

18番でバーディーを決め喜ぶ小平
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 18位から出た小平智(28=Admiral)が8バーディー、ボギーなしの63をマークし、通算11アンダーで2週連続で2位に入った。67で回った池村寛世(22=フリー)も同じく11アンダーで自己最高の2位。昨季賞金王の宮里優作(37=フリー)は71と伸ばせず9アンダーで5位。ポール・ピーターソン(29=米国)が13アンダーで優勝した。

 スーパーショットで締めくくった。最終18番パー5、小平は第2打をグリーン手前の池に打ち込んだが、残り80ヤードの第4打をカップに放り込んで8個目のバーディーを奪い、この日のベストスコア63でホールアウトした。

 「前半からいいスタートを切れて、流れに乗れた。追い掛けるだけなので、伸び伸びプレーできた」。1番から3連続を含めて前半だけで5バーディー。後半も12番で2メートル、16番では8メートルを沈めた。合計23パットと難グリーンを攻略した。

 前週SMBCシンガポール・オープンと同じく2位。42位の世界ランキングはさらに上昇する見通し。昨年末の時点では小差で逃したマスターズ出場権は、3月末に50位以内に入れば獲得できる。

 「去年の最後は悔しい思いをしたけど、まだチャンスはある。自分の努力次第でどうにでもなる」。次戦は2月8日開幕の欧州ツアー、ISPSハンダ・ワールドスーパー6パース(オーストラリア)。小平は「諦めない」という言葉を繰り返した。

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2018年1月29日のニュース