男子複は遠藤・渡辺組、園田・嘉村組で決勝 全日本総合選手権

[ 2016年12月3日 15:39 ]

 バドミントンの全日本総合選手権は3日、東京・代々木第2体育館で各種目の準決勝を行い、男子ダブルスは遠藤大由・渡辺勇大組(日本ユニシス)と園田啓悟・嘉村健士組(トナミ運輸)が、4日の決勝に進出した。

 リオ五輪代表の遠藤は、代表引退を表明した早川賢一に代わって19歳の渡辺と新ペアを結成。9月の全日本社会人選手権でいきなり優勝を果たした。12月に30歳となる遠藤は「渡辺は(技術がありすぎて)何でもできちゃう。トリッキーになりすぎるのを後ろで抑えながら、自由にやっていいと言っている」と若い才能を引っ張っている。遠藤の切れのあるスマッシュを引き出す役割を持つ渡辺は「自分たちのプレーをしたい」と初優勝を見据えた。

 2連覇を狙う園田・嘉村組は、全日本社会人決勝で遠藤・渡辺組に敗れた雪辱を目指す。リオ五輪の出場権を逃した後、嘉村は「自分が変わらないといけない」と、得意のドライブで「一発で決めようとする」スタイルを改め、しっかりつないでスマッシュが強い園田につなげるプレーを心がけてきた。決勝に向け、園田は「全日本社会人のリベンジをしたい」と意気込みを話した。

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2016年12月3日のニュース