山口 2年ぶり女王に王手、13年V三谷下す 全日本総合選手権

[ 2016年12月3日 17:00 ]

全日本総合女子シングルスで決勝に進出した山口
Photo By 共同

 バドミントンの全日本総合選手権第5日は3日、東京・代々木第2体育館で行われ、女子シングルス準決勝で、リオ五輪ベスト8の山口茜(再春館製薬所)は三谷美菜津(NTT東日本)を2―0で下し、2年ぶりの2度目の優勝に王手をかけた。

 第1ゲーム、いきなり8連続ポイントで波に乗った。「昨日スタートがよくなかったので、スタートを大事に行こうと思った。2ゲーム目も気持ちがラクになって、思い切りプレーができました」と13年優勝の三谷を圧倒した。

 第2ゲームでは珍しく抗議を繰り返した場面もあった。14―13で山口が放ったライン際の微妙なショットは線審がアウトの判定。山口は「今の入ってませんか?」と審判に尋ねたところ「ちょっと入ってますよね」との答えが返ってきた。「それなのに14―14になって、頭がハテナになりました」。結局判定は覆らなかった。それでも動揺はなし。その後も淡々をプレーを続けて、しっかり勝ちきった。

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2016年12月3日のニュース