松山 約1年ぶりバーディーなし「なんでなんでしょうね」

[ 2016年7月4日 05:30 ]

第3ラウンド、6番でティーショットの行方を追う松山英樹

世界ゴルフ選手権シリーズブリヂストン招待第3日

(7月2日 米オハイオ州アクロン ファイアストーンCC=7400ヤード、パー70)
 51位から上位浮上を狙った松山英樹(24=LEXUS)はバーディーなし、3ボギーで73と伸ばせず通算12オーバー、222で順位は変わらなかった。70の松村道央(32=吉野電化工業)は通算13オーバーの52位、73の塚田陽亮(31=ホクト)は通算19オーバーの57位。世界ランキング1位のジェーソン・デー(28=オーストラリア)とスコット・ピアシー(37=米国)が通算5アンダーで首位に並んだ。

 なかなか松山のエンジンが温まらない。バーディーなしのラウンドは昨年5月のプレーヤーズ選手権第2ラウンド(2ボギー)以来、約1年ぶり。思うようにいかない原因を問われると、「なんでなんでしょうね」と苦笑いで応じた。

 2、3番と続けてティーショットが左の木に当たった。3番は木に当たったボールがフェアウエーに出てきたが、そこからの第2打がグリーン手前のラフにつかまり、アプローチを寄せ切れずボギーが先行。6番は6メートルから3パットを叩き、悔しさで口を一文字に結んだ。

 後半はアイアンショットに乱れが生じた。13、14番と連続でパーオンを逃し、「良いパーセーブだったけど、良いショットが2回連続で(グリーンに)乗らないというのは…。“もういいや”という感じになりますよね」と気持ちも乗らなかった。

 練習では良い感覚をつかめているだけに、試合でうまくいかない状況がもどかしい。「明日50台とか出ないかなぁ。59が出ても1オーバーか…」と最後までがっくりの様子だった。

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2016年7月4日のニュース