上原 69で12位浮上 改造スイング「だいぶ形に」

[ 2016年7月4日 05:30 ]

第3ラウンド、10番でバーディーを決め、ギャラリーの声援に応える上原彩子

米女子ゴルフツアーポートランド・クラシック第3日

(7月2日 米オレゴン州ポートランド コロンビアエッジウオーターCC=6476ヤード、パー72)
 26位から出た上原彩子(32=モスフードサービス)が5バーディー、2ボギーの69で回り、通算5アンダー、211で首位と8打差の12位に浮上した。横峯さくら(30=エプソン)は72と伸ばせず通算3アンダーの22位。70の宮里美香(26=NTTぷらら)は通算2アンダーで30位、71の宮里藍(31=サントリー)は通算イーブンパーで51位だった。70で回った昨年大会優勝のブルック・ヘンダーソン(18=カナダ)が通算13アンダーで首位。

 上原が69と伸ばして再び上位争いに加わった。体に無理な負担がかからないよう改造しているスイングが「だいぶ形になってきた」という。出だしの10番で第3打を2メートルにつけてバーディーを奪うなど、前半だけで4バーディー。「パットが入れば、もっともっとスコアを伸ばせる感覚がある」と表情は明るい。7週連続で試合に出ているが、心身ともに充実している様子。「最終ラウンド次第では本当にいい戦いになる。最高のプレーができるように頑張ります」と声を弾ませた。

続きを表示

2016年7月4日のニュース