ビックカメラ、ホンダ下し9勝目 トヨタ自動車は全勝守る

[ 2016年6月6日 05:30 ]

日本女子ソフトボールリーグ

(6月5日)
 埼玉県朝霞市と京都市の2会場で6試合が行われ、ビックカメラ高崎は2―1でホンダを下し9勝目を挙げた。シオノギ製薬は1―0で伊予銀行に競り勝った。全勝で臨んだトヨタ自動車と1敗の太陽誘電はそれぞれ快勝した。

 <ビックカメラ高崎・山本2打席連発>若きエースと主将が奮闘すれば勝利は手に入ったも同然だ。1番・山本が2打席連発で援護すれば、浜村は本塁打で1失点したものの、完投で応えた。日本のエース・上野を負傷で欠く苦しい布陣ながら、チームは前半戦2敗にとどめた。「上野さんがいないからとは言われないよう、一人一人が頑張った」と山本は全員の思いを代弁。宇津木麗華監督も「予想以上に頑張ってくれた」と賛辞を惜しまなかった。

 <シオノギ製薬・重重“スミイチ”完封>前半戦最終戦を“スミイチ”で飾った。開幕節でサヨナラ負けを喫した伊予銀行相手に重藤が2安打完封。デンソーから移籍後初勝利に「バックが守ってくれたし、仲間には感謝しかない。少しは(期待に)応えられたかな」とはにかんだ。岡村昌子監督は「(初回に決勝打の)上田と重藤、2人のベテランが頑張ってくれた。この粘りを後半戦につなげたい」と巻き返しを誓った。

伊予銀行(3勝8敗)
 000 000 0─0
 100 000 X─1
シオノギ製薬(3勝8敗)
 (伊)内海、木村―二宮、池田
 (シ)重藤―吉田

ビックカメラ高崎(9勝2敗)
 101 000 0─2
 000 100 0─1
ホンダ(4勝7敗)
 (ビ)浜村―我妻
 (ホ)メロー、長谷川―大塚

太陽誘電(10勝1敗)
 220 030 0─7
 000 010 0─1
戸田中央総合病院(2勝9敗)
 (太)藤田、尾崎―佐藤
 (戸)パウリー、大平―サバンティーズ、松村

トヨタ自動車(11勝)
 130 100 2─7
 000 000 1─1
豊田自動織機(5勝6敗)
 (ト)アボット、平原―峰
 (豊)海部、栗田、井俣、海部―キャスティーヨ、沢井

デンソー(7勝4敗)
 401 001 0─6
 000 000 0─0
NECプラットフォームズ(2勝9敗)
 (デ)山口、近藤、岡野―竹林、鬼沢、山沢
 (N)三木、大場、城戸―滝下

日  立(7勝4敗)
 000 000 04─4
 000 000 00─0
SGホールディングス(3勝8敗)
 (タイブレーク8回)
 (日)小薗―清原
 (S)パーナビー―山科

続きを表示

2016年6月6日のニュース