錦織&土居、五輪出場権獲得が確実に 混合ダブルス出場にも弾み

[ 2016年6月6日 10:39 ]

五輪出場権獲得が確実になった錦織(左)と土居

 テニスのリオデジャネイロ五輪出場権が決定する最新世界ランキングが6日発表され、男子6位の錦織圭(26、日清食品)、女子48位の土居美咲(25、ミキハウス)の出場権獲得が確実となった。錦織は3大会連続、土居は初の五輪となる。

 シングルスは各国・地域4人を上限にランキング上位56人に出場権が与えられる。国際テニス連盟(ITF)は9日までに出場権を得た選手を各国・地域に通達。ITF推薦枠で出場できる選手については29日までに各国・地域に伝えられ、参加全選手が確定する。

 すでに日本テニス協会の植田実強化本部長(58)はリオデジャネイロ五輪の男子シングルスでメダル獲得が期待される錦織を混合ダブルスにも出場させたい意向を表明。混合ダブルスは、シングルスかダブルスの出場選手で男女のランキングを合算した数字の少ない順で出場可能。植田氏はシングルス優先を大前提としつつも「(日本として)出られる種目はどんどん出ていかないといけないと」と説明している。混合ダブルスのエントリー締め切りは五輪開幕後の8月9日。

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2016年6月6日のニュース