桃子「残念」プレーオフ終戦 5打差猛チャージも力尽きた

[ 2016年6月6日 05:30 ]

優勝したチュティチャイを笑顔で祝福する上田

女子ゴルフツアー ヨネックス・レディース最終日

(6月5日 新潟県長岡市 ヨネックスCC=6423ヤード、パー72)
 3位から出た上田桃子(29=かんぽ生命)が5バーディー、1ボギーの68で回り通算10アンダーでホールアウト。プレーオフで敗れたものの今季最高の2位に入った。初日から首位を守ったP・チュティチャイ(30=タイ)がツアー初勝利を挙げた。13年ほけんの窓口レディース、14年ダイキン・オーキッド・レディースに勝ったO・サタヤに次いでタイ人2人目の日本ツアー制覇となった。
【最終R成績】

 プレーオフ2ホール目。チュティチャイがバーディーで上がり、上田の敗戦が決まった。「残念。(最後のバーディーパットは)そういうところで勝負できるパットをしないといけない」と悔しさをにじませた。5打差を追いつき、プレーオフまで持ち込んだが一歩及ばなかった。

 地元の熊本では4月に大地震が発生。これまで復興のために活動してきたが「地震とゴルフは分けて考えてきた」。しかし過去に大きな地震が起きた新潟で励ましの言葉を掛けられ特別な気持ちで戦った。「新潟の方は地震を経験しているので、たくさん声援を頂いた。力にできなかったことを反省している」と申し訳なさそうに話した。9日開幕のサントリー・レディースは20代最後の試合。「今週経験したことを来週につなげていければ」と視線を上げた。

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2016年6月6日のニュース