千葉県も桃田の強化指定を解除　助成費「返還は考えていない」

　バドミントン男子の賭博問題を受け、千葉県は１４日、２０２０年東京五輪に向け県特別強化選手に指定していた桃田賢斗について、本年度の指定を取り消したと明らかにした。取り消しは１３日付。

　県は「東京五輪・パラリンピックアスリート強化支援事業」として、所属先の寮が県内にある桃田を指定。１４、１５年度、海外遠征費など合計９０万円を支給した。県は「助成費は、競技団体を通じて適切に使われたと確認している。返還は考えていない」としている。１３日に県バドミントン協会から推薦取り下げの申し出があった。