熊本で開催のバンテリン・レディース中止　１６日以降は未定

ＫＫＴ杯バンテリン・レディース

（4月15日）
　女子ゴルフのＫＫＴ杯バンテリン・レディースの主催者は１５日、熊本県益城町で震度７を記録した１４日の地震を受け、熊本空港ＣＣで開催予定だった大会を中止すると発表した。益城町に隣接する菊陽町にあるコース上には大きな異変が確認されなかったが、日本女子プロゴルフ協会（ＬＰＧＡ）は「余震が続くと予想される中、ギャラリー、選手ならびに関係者の安全確保のため」と説明している。

　出場予定だった選手は続々と荷物を取りにクラブハウスに姿を現した。右手関節炎などで昨年５月から公傷扱いとなる特別保障制度の適用で欠場し、今大会が復帰戦となるはずだった佐伯三貴は「（地震後に）部屋に戻ったけど、寝られなかった。試合はいつでもできる」と話した。

　主催者は地震が発生した１４日夜、第１ラウンドを予定していた１５日の競技中止を決定し、１６日以降の実施については協議するとしていた。