メルドニウムの暫定処分 ロシアなどの14選手が解除

[ 2016年4月15日 23:04 ]

 世界反ドーピング機関(WADA)が1月から禁止薬物に指定したメルドニウムについて、検出量が1マイクログラム以下と微量だった場合は容認する新たなガイドラインを公表したことに関連し、陽性反応を示したロシアとジョージアの少なくとも14選手が暫定資格停止処分を解除されたことが15日、分かった。AP通信が報じた。

 ロシアは陸上、自転車、ボブスレーなど8選手、ジョージアはレスリングの6選手が対象。不整脈などの治療に使用されるメルドニウムはこれまで170件を超える違反が明らかになったが、体外に排出されるまでの期間のデータが少なく、問題を指摘されている。(共同)

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2016年4月15日のニュース