日馬富士　誕生日迎え３２歳の誓い「気持ちは２０代のまま」

宝富士（左）と安美錦（右）から誕生日を祝われる日馬富士（中央）

　大相撲の春巡業が１４日、東京都町田市で行われ、横綱・日馬富士が３２歳の誕生日を迎えた。朝稽古後の支度部屋でケーキを贈られて満面の笑み。同部屋の小結・宝富士、幕内・安美錦らが見守る中で火を吹き消し「年は取っているけど気持ちは２０代のまま。これからも一生懸命頑張ります」と気持ちを新たにした。

　これまで７度優勝しており、師匠の伊勢ケ浜親方（元横綱・旭富士）と約束している目標の「２桁優勝」までは残り３回。先場所は右膝のケガもあり９勝止まりで今巡業も取組は回避し続けているが「ケガとうまく付き合いながら日々努力して頑張ります」と前向きだった。