敏京、サーフィン断ち4差23位 2勝目へ波に乗る

[ 2016年4月15日 05:30 ]

11番でティーショットを放つ野村

米女子ゴルフツアー ロッテ選手権第1日

(4月13日 米ハワイ州カポレイ コオリナGC=6383ヤード、パー72)
 ハワイに拠点を置く野村敏京(23=フリー)が3バーディー、3ボギーの72で首位と4打差の23位につけた。73の上原彩子(32=モスフードサービス)は47位、74の横峯さくら(30=エプソン)は64位、75の宮里藍(30=サントリー)は77位。15歳のアマチュア、山口すず夏(東京・共立女二高)は76で90位、宮里美香(26=NTTぷらら)は77で101位。モリヤ・ジュタヌガーン(21=タイ)とミンジ・リー(19=オーストラリア)が68で首位に並んだ。

 日本勢最上位の23位につけた野村が、5番パー5で驚異のパワーを見せつけた。1Wを強振すると、追い風と傾斜も手伝って同組の選手の約70ヤード先へ。「330ヤード」の表示の先まで転がり、バーディーにつなげた。現在はハワイに拠点を置いており、試合のなかった前週は趣味のサーフィンを控えて調整に専念。「トップの4アンダーは凄いがまだいける」とツアー2勝目を見据えた。

 ▼77位・宮里藍 意識が風の強弱ばかりに向き、どういう球を打つか決めきれないまま打ってしまった。明日は風をしっかり感じながら決断したい。(75で4試合ぶりにオーバーパー発進)

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2016年4月15日のニュース