松山「足ふらつく」も耐えた69 好相性コースでパット○

[ 2016年2月20日 05:30 ]

暫定27位発進した松山(AP)

米男子ツアー ノーザントラスト・オープン第1日

(2月18日 米カリフォルニア州パシフィックパリセーズ リビエラCC=7322ヤード、パー71)
 2週前のフェニックス・オープンで米ツアー2勝目を飾った松山英樹(23=LEXUS)は6バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの69でトップとは6打差の暫定27位につけた。日没で14人が終えられず、第1ラウンドは19日に再開。2ホールを残していた岩田寛(35=フリー)は1オーバーの72で終えた。カミロ・ビジェガス(34=コロンビア)が63をマークして暫定首位。

 風邪で体調を崩していた松山は最終9番で5メートルをねじ込み、バーディーで締めくくった。病み上がりのラウンドを2アンダーとまずまずの数字で終え、「無事にできて良かった」と息をついた。

 「まだちょっと足がふらつく」という中、16番と18番で5メートルのバーディーパットを沈めるなど昨年4位と相性の良いコースでパットがさえた。5番でダブルボギーを叩いたが、「練習していなかったから、こういうこともある」と感情をコントロール。「ゴルフは風邪をひいても関係ない。その方がいいときもある」と動じなかった。

 フェニックス・オープンを制して注目度は上がり、日本男子初のシーズン複数回勝利を狙う。「この3日間、食べては寝てでだいぶ良くなった。午後はしっかりと休んで回復に努める」とラウンド後の練習はなし。最後は笑みも見せてコースを後にした。

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2016年2月20日のニュース