7人制代表候補の山田、五輪へ意欲 ローラ夫人を「連れて行きたい」

[ 2016年2月1日 21:14 ]

セブンズシリーズオーストラリア大会に出場するため渡豪する山田章仁

 リオデジャネイロ五輪に出場する7人制ラグビー日本代表候補の山田章仁(パナソニック)が1日、セブンズワールドシーズ第4戦オーストラリア大会(6、7日、シドニー)に参戦するため、羽田空港から現地へ向けて出発した。

 15人制日本代表として昨年のW杯で大活躍をした山田も、7人制は「06年のアジア大会に出場して、その1年か2年後にもプレーしたと思う」と記憶がうろ覚えなほど、競技から離れている。競技特性の違うセブンズラグビーに素早く適応するため、トップリーグ決勝と日本選手権への準備を進めていた最近2週間もセブンズに特化した短距離ダッシュなどの個人練習をしていたといい、「コンディションは大丈夫。まわりはセブンズに専念している選手ばかりなので、1日も早く追い付きたい」と意欲を示した。

 この日はモデルとして活躍するローラ夫人の見送りはなかったが、「オリンピックは見に行きたいと言っている。連れて行きたい」と候補19人から12人に絞られる代表入りへのモチベーションも高い。ただ、日本人と米国人のハーフであるローラ夫人は「日本と米国、両方のジャージーを持っている」そうで、どちらの応援に回るか不安な心境を吐露。愛妻のハートをガッチリつかむためにも、まずは五輪の金メダル候補の一角である米国に、今大会で勝利してみせる。

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2016年2月1日のニュース