団体第1戦で日本は4位 W杯ジャンプ男子が開幕

[ 2015年11月22日 03:51 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は21日、ドイツのクリンゲンタールで行われた団体第1戦(HS140メートル、K点125メートル)で開幕し、作山憲斗(北野建設)伊東大貴(雪印メグミルク)竹内択(北野建設)葛西紀明(土屋ホーム)で臨んだ日本は906・5点で4位だった。

 日本は1回目に43歳のエース葛西が123メートルにとどまるなど、優勝争いに加われなかった。昨季個人総合覇者のセベリン・フロイントを擁するドイツが1回目の2位から逆転し、1021・9で優勝。2位はスロベニアで、3位にはオーストリアが入った。

 ▼葛西紀明の話 日本チームはまだエンジンがかかっていない。自分はきょうの1本目はアプローチが悪かったが、修正した2本目は次につながるジャンプができた。

 ▼伊東大貴の話 (助走路が)夏のレールと違う。今は滑りの姿勢が定まっていないので、方向も定まらない。距離が出なくても気にせず、冬のレールに慣れることを考えたい。

 ▼竹内択の話 雪の上はきょうが初めてで、いいのか悪いのか分からない。個人戦は成績を考えず、夏のいいときのことを思い出して飛びたい。(共同)

 ▼作山憲斗の話 最低限はできた。2本ともそんなに大失敗じゃなかったのでよかった。気を抜かずに同じようなジャンプを続けていけば、そのうちかみ合ってくると思う。(共同)

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2015年11月22日のニュース