日馬富士 復活Vにさらなる活躍誓う「勇気と希望を与える相撲を」

[ 2015年11月22日 18:22 ]

<九州場所・千秋楽>八角理事長代行(右)から賜杯を受ける日馬富士
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大相撲九州場所千秋楽

(11月22日 福岡国際センター)
 横綱日馬富士が、2年ぶり7度目の優勝を果たした。

 横綱白鵬を星の差1つリードし迎えた千秋楽。大関稀勢の里に敗れたが、結びの一番で白鵬が横綱鶴竜に敗れたため優勝が決まった。優勝インタビューでは「勝って決めたかった」と率直な気持ちを明かしたが、「皆さんの期待に応えることができて良かったです」とホッとした様子で語った。

 けがに苦しんだ2年間を振り返り、「本当に忍ぶ2年間でした。親方、おかみさんの励ましがあって、後援会の皆さんに温かく見守っていただいて、ファンの皆様が温かい拍手をしてくれたおかげでこの日を迎えることができました」と周囲へ感謝の言葉を述べた。

 20日に急逝した北の湖理事長について聞かれた際には、「本当に心からお悔やみを申し上げたいです」と、神妙な面持ち。日馬富士は最後に「おかげさまでけがもだいぶ良くなったので、これからも稽古に精進し、皆さんに勇気と希望を与える相撲を取り続けます」と、さらなる活躍を誓った。

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