53歳山本、東京五輪に意欲 リオ出場逃すも現役続行

[ 2015年11月22日 20:21 ]

アーチェリーの来年のナショナルチーム選考会で10位に終わった山本

 アーチェリー男子の2004年アテネ五輪銀メダリスト、山本博選手(53)が22日、静岡県掛川市のつま恋多目的広場で行われた来年のナショナルチーム(NT)選考会後に、20年東京五輪までの現役続行を宣言した。選考会では10位に終わり、来年のリオデジャネイロ五輪出場の可能性は消えた。

 1984年ロサンゼルス五輪から5大会に出場し、41歳だったアテネ五輪の銀メダルで「中年の星」と称された。3大会続けて五輪出場を逃したが「東京まではやりたい。東京が駄目だったら考える」と57歳で迎える自国での五輪挑戦に意欲を示した。

 3月には医学博士号を取得。日体大教授のため、授業によって練習量が左右されるが、今季は「ものすごく練習時間が取れた。幸運だった」という。それだけに「自分のスコアを出せなかった」と残念そうだった。

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2015年11月22日のニュース