優勝可能性の3人が共倒れ、11年技量審査場所以来の珍事

[ 2015年11月22日 22:34 ]

大相撲九州場所千秋楽

(11月22日 福岡国際センター)
 千秋楽で優勝の可能性を残していた3力士にいずれも黒星がつき、単独首位で迎えた日馬富士が賜杯獲得という珍しい形になった。

 1差で追った松鳳山がまず脱落。続いて日馬富士が稀勢の里に寄り切られた。結びで白鵬が勝てば優勝決定戦になったが、鶴竜の寄りに屈した。

 優勝に絡む力士が千秋楽で共倒れし、決定戦にもならずに賜杯の行方が決したのは、2011年5月の技量審査場所の例がある。1差の栃ノ心が先に敗れて首位白鵬の優勝がその時点で決まり、白鵬も結びで勝てなかった。

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2015年11月22日のニュース