本郷、巻き返しならず5位 地元ロシア勢が表彰台独占

[ 2015年11月22日 03:41 ]

本郷のフリーの演技(AP)

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦、ロシア杯は21日、モスクワで行われ、女子ショートプログラム(SP)6位から巻き返しを狙った前回優勝の本郷理華(19=邦和スポーツランド)はフリーで115・67点と得点を伸ばせず、合計179・12点で5位に終わった。

 本郷は冒頭のコンビネーションジャンプこそ無難に成功させたものの、2つものジャンプで3回転を予定していたサルコーが2回転となり、3つの3回転ルッツで転倒もあり、順位を一つ上げるにとどまった。

 他の日本勢はSP9位の永井優香(16=駒場学園高)が合計159・62点で8位、同10位の加藤利緒菜(17=長尾谷高)は155・56点で10位だった。

 SP首位のエレーナ・ラジオノワ(16=ロシア)が自己ベストを更新する211・32点で優勝、同3位のエフゲニア・メドベデワ(16=ロシア)が206・76点で2位、14年ソチ五輪金メダルのアデリナ・ソトニコワ(19=ロシア)185・11点で3位と、地元・ロシア勢が表彰台を独占した。ラジオノワとメドベデワは12月のGPファイナル(バルセロナ)進出が決まった。

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