宮里美、チャージ不発72…前半ダボ響き「落ち込んだ」

[ 2015年9月12日 05:30 ]

15番、ティーショットを放つ宮里美

USLPGAツアーエビアン選手権第2日

(9月11日 フランス エビアン・リゾートGC=6470ヤード、パー71)
 3オーバーの70位から出た宮里美香(25=NTTぷらら)は2日目も72と伸ばせず、通算4オーバーで終えた。17位スタートの野村敏京(22=フリー)は69で回って通算3アンダーまで伸ばした。初日80位の宮里藍(30=サントリー)は15ホールを終えて4オーバー、上原彩子(31=モスフードサービス)は15ホールまで2オーバー、横峯さくら(29=エプソン)は12ホールで11オーバーとなった。初日は66を出したレキシー・トンプソン(20=米国)ら2人が首位だった。

 宮里美のチャージは不発に終わった。3オーバーから巻き返しを図った2日目。だが、スコアは72と伸ばせず「前半のダブルボギーが響いて、後半の連続ボギーで精神的に落ち込んだ」と弱音が口を突いた。

 15番パー5でグリーンにてこずりダブルボギー。後半の1、2番も連続でスコアを落とした。だがずるずると後退しそうなところで、5番は5メートルのバーディーパットをねじ込み、7番は1・5メートルにつけてバーディー。通算4オーバーと耐え今季賞金シード復活を決めている意地は見せた。

 初日はショットがさえなかった。ティーショットが右方向に流れる「悪い癖」が止まらず、フェアウエーを捉えたのは13ホール中8ホール。「ティーショットがばらついて、セカンドが苦しかった」と嘆いた通り、バーディーチャンスにつけられず74と苦しんだ。

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2015年9月12日のニュース