香生子 レース後腹痛、タイム不満も「優勝できて安心」

[ 2015年9月12日 05:30 ]

成年女子200メートル個人メドレー決勝 2分11秒29で優勝した東京の渡部香生子

 国民体育大会「2015紀の国わかやま国体」は11日、和歌山市秋葉山公園県民水泳場ほかで行われ、成年女子200メートル個人メドレーは渡部香生子(東京・早大)が2分11秒29で制した。

 エースの渡部は前半から果敢に攻めた。「予選は前半遅かったので決勝は積極的に行こうと思った」。2種目の背泳ぎを終えて、銀メダルを獲得した世界選手権の自己ベストを0秒17上回ったが、後半は粘り切れずベストから約2秒5遅れ2分11秒29で勝利。レース後は腹痛を訴えて、しばらく椅子に座り込む場面もあったが「タイムは納得できていないが、優勝できて安心している」とうなずいた。

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2015年9月12日のニュース