飯島、世界の洗礼浴びた…10月復帰の浜口と代表争いへ

[ 2015年9月12日 05:30 ]

女子75キロ級敗者復活戦でエストニア選手(右)に敗れた飯島千晶

レスリング世界選手権第4日

(9月10日 米ラスベガス)
 女子75キロ級では飯島が世界の洗礼を浴びた。準々決勝では立て続けにローリングを決められてテクニカルフォール負け。敗者復活戦でも敗れて五輪出場枠獲得はならなかった。

 鈴木博恵(クリナップ)がケガで出場辞退し8月下旬に代替出場が決定。「もうちょっとパワーをつけないと。75キロ級の世界の力は分かった」と消え入りそうな声だった。同階級では浜口京子が来月の全日本女子オープン(静岡)で復帰予定。鈴木の復帰時期が未定とあって、栄強化本部長は「浜口と飯島が競い合えばいい」と12月の全日本選手権優勝者を来年3月の大陸別予選に派遣する方針を明らかにした。

続きを表示

2015年9月12日のニュース