日本、北中米王者カナダをストレート撃破!1敗守った!

[ 2015年9月12日 20:54 ]

<日本・カナダ>第1セット、柳田がスパイクを決める

 リオデジャネイロ五輪出場権を懸けたバレーボールのワールドカップ(W杯)男子大会は12日、広島県立総合体育館などで第4日が行われ、2008年北京以来の五輪出場を目指す、世界ランキング20位の日本は同14位のカナダと対戦。25-17、25-15、25-21で勝ち、通算成績を3勝1敗とした。

 今年5月の北中米選手権で米国を破り、初の王者に輝いたカナダとの対決。日本は第1セット、立ち上がりから連続ポイントでペースをつかむと、「NEXT4」が躍動した。石川のブロック、山内のサービスエースなどで勢いを加速。18―8から18―12まで追い上げられる場面もあったが、リードを守って25-17で先取した。

 第2セットも日本はポイント先行。6―5から3連続ポイントでリードを広げると、2メートル4センチの山内のアタックも威力を発揮。相手のミスも続き、25-15と10点差をつけて連取した。

 第3セットは一進一退の攻防。15―15から相手のミスで連続ポイントを奪うと、山内のアタック、清水のブロックが要所で決まり、リードを奪う。そして最後は3連続ポイントでカナダを振り切った。

 日本は次戦13日に、世界ランク4位の強豪イタリアと対戦する。

 ▽リオデジャネイロ五輪への道 女子と同様出場枠は12で、開催国のブラジルは決定している。W杯上位2チームが出場権を獲得。アジア、アフリカ、欧州、南米、北中米の各大陸予選の優勝国、16年5月の世界最終予選(東京体育館)で4カ国が決まる。アジア大陸予選は世界最終予選と兼ねて開催される。

続きを表示

2015年9月12日のニュース