瀬戸、大会新V!「しっかりと優勝できてよかった」

[ 2015年9月12日 05:30 ]

成年男子200メートル個人メドレーで1分58秒21の大会新で優勝し、声援に応える埼玉の瀬戸大也

 国民体育大会「2015紀の国わかやま国体」は11日、和歌山市秋葉山公園県民水泳場ほかで行われ、競泳の成年男子200メートル個人メドレーは、世界選手権400メートル個人メドレー覇者の瀬戸大也(埼玉・早大)が1分58秒21の大会新で優勝。成年女子200メートル個人メドレーは渡部香生子(東京・早大)が2分11秒29で制した。少年女子B100メートル自由形は世界選手権代表の池江璃花子(東京・小岩四中)が日本歴代4位に当たる54秒38の中学新で勝った。飛び込みの少年女子高飛び込みは板橋美波(兵庫・甲子園学院高)が369・25点で圧勝した。

 大会後に両かかとの骨の除去手術をする瀬戸が積極的なレースを見せた。100メートルを泳ぎ自己ベストを0秒22上回るスピードだったが、続く平泳ぎで失速して1分58秒21で優勝。最終的には自己ベストから1秒39遅れたものの「しっかりと優勝できて、大会新で良かった」と納得の表情を見せた。全身麻酔による術後、5日間は入院する予定。「リハビリ中から五輪に向けてスイッチを入れてやりたい」と意欲を示した。

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2015年9月12日のニュース