遼 72位後退もギリギリ予選通過 来季シード獲得へ気合

[ 2015年7月26日 05:30 ]

第2ラウンド、通算2アンダーでホールアウトする石川遼

USPGAツアーカナダ・オープン第2日

(7月24日 カナダ・オンタリオ州オークビル グレンアビーGC=7253ヤード、パー72)
 53位からスタートした石川遼(23=CASIO)は4バーディー、4ボギーの72と伸ばせず通算2アンダー、142で首位と12打差の72位に後退し、辛うじて決勝ラウンドに進んだ。63の好スコアで回ったチャド・キャンベル(41=米国)が通算14アンダーで首位に浮上した。

 石川はフェアウエーを6ホールしか捉えられず、上位は遠ざかった。最終9番(パー4)では1打目を右バンカーに入れ、アゴが近かった2打目は出すだけ。ラフからの3打目はピンに寄らず、痛いボギーとなった。「ショットが良くなかった。悔しいがしょうがない」と予選落ちも覚悟したが、ぎりぎりで91人の決勝ラウンド進出者に入った。来季シードが残り約1カ月の戦いで決まる。決勝の2ラウンドで少しでも順位を上げたいところ。「自分が持っているものを伸ばそうという期間じゃなく、持っているもので戦っていく時期だと思ってやっている」と気合を入れ直した。

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2015年7月26日のニュース