日本 ブラジルに完敗3連敗…竹下と佐野の穴埋められず

[ 2015年7月26日 05:30 ]

スパイクを決める石井(AP)

 バレーボール女子ワールドグランプリは24日、米ネブラスカ州オマハで決勝リーグ第3戦が行われ、世界ランキング4位の日本は、同2位で五輪2連覇中のブラジルに0―3で敗れ、初戦から1セットも奪えずに3連敗となった。ブラジルは2勝1敗の勝ち点6。日本は主将の木村(東レ)が先発から外れ、第1セットは古賀(NEC)や長岡(久光製薬)が奮闘したものの、21―25で落とした。第2セットも23―25で競り負けると、第3セットは16―25で失った。日本は25日の第4戦でイタリアと対戦する。

 日本はストレート負けし、決勝リーグ3戦でまだ1セットも奪えていない。真鍋監督が頭を悩ませるのは、ロンドン五輪銅メダルメンバーで引退した竹下と佐野の穴が大きいセッターとリベロについてだ。セッターは主に32歳の古藤(久光製薬)が務める。だが、決勝リーグではアタッカーとの呼吸が乱れる場面もあった。指揮官は「一番メーンのところが引退したので、苦労するのは分かっている。何とか強化していかないといけない」と力を込めた。

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2015年7月26日のニュース