シンクロデュエット 3位で決勝進出、引き締める井村コーチ

[ 2015年7月26日 18:13 ]

 水泳の世界選手権(ロシア・カザニ)は大会3日目の26日、シンクロナイズドスイミングのデュエット・テクニカルルーティン(TR)予選が行われ、乾友紀子(24=井村シンクロク)、三井梨紗子(21=東京シンクロク)の日本ペアはライバルのウクライナをかわし、90・3504点の3位で夜の決勝に進んだ。1位はロシア、2位は中国。

 07年以来4大会ぶりのメダルが見えた。終盤に三井にミスがありながらも、堂々の3位。乾が「まだまだできることがいっぱいある」と言えば、三井も「最後の最後まで勝負したい」と決勝に目を向けた。ウクライナとはわずか0・0908差。井村ヘッドコーチは点数以上の実力差を感じていたが「メダルをなくしてから8年が経つ。それを超えることの難しさ」を現実を受け入れた。メダル奪還を目指す決勝に向けて「なくした信用を取り戻す」と気持ちを引き締めた。

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2015年7月26日のニュース