白鵬 稀勢下しV35に王手「いい相撲」と満足げ

[ 2015年7月26日 05:30 ]

右四つ一気の寄りで稀勢の里(左)を寄り切り1敗を守った白鵬

大相撲名古屋場所14日目

(7月25日 愛知県体育館)
 1敗の白鵬は稀勢の里を立ち合いの駆け引きから圧倒し、V35に王手をかけた。

 右手をつく前に微妙に止まってタイミングをずらし、左張り手から右かち上げで勝負あり。電光石火の攻めで寄り切り「いい相撲。相星ではなく1差で千秋楽を迎えるのは全然違う」と満足げな表情だ。ただ故郷の先輩・旭天鵬の話になると神妙な面持ち。現役続行を求めるファンは多いだけに「我々は天鵬関に多くを求めすぎかもしれない。天鵬関には天鵬関の思いがある」としんみりしていた。

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2015年7月26日のニュース