ボルト 男子100メートル貫禄V 今季自己最高9秒87

[ 2015年7月26日 05:30 ]

今季自己最高の9秒87で優勝したボルト(AP)

 陸上ダイヤモンドリーグ第11戦、ロンドン・グランプリ第1日は24日、ロンドン・五輪スタジアムで行われ、男子100メートルで五輪2大会連続短距離3冠のウサイン・ボルト(ジャマイカ)が向かい風0・8メートルの条件下、今季自己最高の9秒87で優勝した。男子走り高跳びで8月の世界選手権(北京)代表の戸辺直人(つくばツインピークス)は2メートル24で6位。同3000メートルはモハメド・ファラー(英国)が今季世界最高の7分34秒66で制し、大迫傑(ナイキ・オレゴンプロジェクト)は7分46秒14で10位だった。

 9秒58の世界記録を持つボルトは左脚故障からの復帰戦で順調な復調ぶりをアピール。世界選手権へ「自信を取り戻せた」と手応え。断続的に雨が降る中、決勝は課題のスタートで失敗も、1メートル96の長身を生かした後半の強さは健在だった。今季はこれまで10秒12が最高。「フォームが良くなった。北京では何だって可能だ。スタートを改善して強さを見せたい」と意気込んだ。(共同)

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2015年7月26日のニュース