白鵬2場所ぶり35度目優勝、鶴竜に完勝 琴奨菊はカド番脱出

[ 2015年7月26日 17:29 ]

鶴竜を寄り切りで破り、自らが持つ最多記録を更新する35度目の優勝を決めた白鵬

大相撲名古屋場所千秋楽

(7月26日 愛知県体育館)
 大相撲名古屋場所千秋楽は26日、愛知県体育館で行われ、結びの一番で1敗の白鵬が2敗の鶴竜を下し、史上最多を更新する2場所ぶり35度目の優勝を果たした。鶴竜は横綱初優勝を逃した。

 白鵬は左四つがっぷりから時間をかけて、鶴竜を攻めて寄り切った。今場所は序盤で勝負に時間がかかる場面を見られたが、中盤以降は安定感が増し、10日目に栃煌山に敗れたが、その後は星を落とさなかった。

 大関琴奨菊は照ノ富士をはたき込みで破って勝ち越し、千秋楽で5度目のカド番を脱出した。新大関照ノ富士は11勝で昇進場所を終えた。豪栄道は稀勢の里との大関対決を制して9勝6敗。稀勢の里は10勝だった。

 ▼白鵬の話 2場所ぶりだから気持ちいい。新大関をはじめ、若手力士がたくさん出てきた。優勝は一つの壁になれたのではないか。

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2015年7月26日のニュース