桃田 逆転!世界3位下し今季2勝目 インドネシアOP

[ 2015年6月8日 05:30 ]

男子シングルスで優勝し喜ぶ桃田(AP)

 バドミントンのスーパーシリーズ、インドネシア・オープンがジャカルタで行われ、男子シングルス決勝で世界ランク9位の桃田賢斗(20=NTT東日本)が同2位のヤン・ヨルゲンセン(27=デンマーク)を2―1の逆転で下して優勝した。

 4月のシンガポール・オープンに続き、今季2勝目。最後はビデオ判定で相手のショットがアウトとなり、両手でガッツポーズをつくって喜んだ。桃田は自身のツイッターで「優勝できました。めちゃくちゃうれしいです。これに満足しないでもっともっと上を目指してがんばります」と喜びをつづった。

 4月下旬に右足首を捻挫しながらも強行出場した5月のスディルマン杯では日本の銀メダル獲得に貢献。しかし、準決勝以降は左ふくらはぎなどを痛めて欠場し「見ているだけで悔しかった」と自己管理の甘さを嘆き、気持ちを切り替えていた。今大会はスーパーシリーズの中でもポイントの高いプレミア大会。リオデジャネイロ五輪の出場権争いは5月に始まったばかりだが、スタートダッシュに成功した日本のホープが初の五輪出場を目指す。

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2015年6月8日のニュース