ジョコ無念　悲願の生涯グランドスラム達成ならず…

ラケットをコートに２度投げつけ警告を受けたジョコビッチは、悲願ならず（ＡＰ）

全仏オープンテニス最終日

（6月7日 パリ・ローランギャロス）
　ジョコビッチはまたしても悲願達成はならなかった。準々決勝では全仏で初のナダル超えを果たし、準決勝でＡ・マリーを下しての決勝。第１セットは競り勝ったが、徐々にバブリンカのストロークの圧力に抗しきれなくなった。

　第２セットの第１０ゲームをブレークされてセットを落とすと、ラケットを２度コートに投げつけて警告を受ける始末。王者は冷静さを保てず、生涯グランドスラムは来年以降に持ち越された。