早大 屈辱史上最多73失点も後藤監督「記録気にしていない」

[ 2015年6月8日 05:30 ]

試合を欠場した岡田一平(白のシャツ)を中心に円陣を組む早大ラグビー部

 関東大学ラグビー春季大会3試合が7日に行われ、Aグループの早大は12―73で帝京大に大敗。早大にとって大学相手の公式戦では、史上最多失点となった。一方の帝京大は4連勝で勝ち点を24に伸ばした。帝京大は14日の明大戦で1ポイント以上を獲得すれば、4年連続4度目の優勝が決まる。

 早大は97年度の大学選手権2回戦で、京産大に喫した69失点を上回る屈辱。それでも後藤禎和監督は「記録は全然気にしていない。きょうは個々のぶつかり合いを見ていた。何人かは強くなったという実感があったはず」と淡々と話した。

 今季は昨年まで日本代表のS&Cコーチだった村上貴弘氏を招へいし、選手のフィジカルを強化。前半はボールを保持し続ける時間帯もあっただけに「もう少し我慢できれば、もっと競ったはず」と話した。

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2015年6月8日のニュース