葛西 痛み止め飲みながらも3位に笑顔!

[ 2014年3月8日 08:35 ]

3位となって笑顔を見せる葛西
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 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は7日、ノルウェーのトロンヘイムで個人第25戦(HS140メートル、K点124メートル)が行われ、41歳の葛西紀明(土屋ホーム)が135・5メートル、132メートルの合計261・4点で、今季6度目の表彰台となる3位に入った。

 右膝の痛みを抑えるため、この日も試技後に痛み止めの薬を飲んだ。1回目は「試合になると体が全力で勝手に動く」と力強く踏み切って135・5メートルまで伸ばした。2回目も緩い追い風ながら132メートルをマークした。

 残り3戦で個人総合争い首位のカミル・ストッホ(ポーランド)と333点差(優勝100点)となったため、葛西の総合優勝はなくなった。「今季が、一番チャンスがありそうだったけど、膝のけがもあるし仕方がない」と残念がったが、これで第2戦以降、出場した19試合連続のトップ10入り。表彰台で受け取った花束を観客席に投げ入れ「(自分に)いい条件であれば表彰台にいける確信はあった。またできてうれしい」と満面の笑みだった。(共同)

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2014年3月8日のニュース